一杯のモヒンガー、ニューヨーク映画賞など6賞を獲得
プレスリリース
日緬共同制作コメディ「一杯のモヒンガー」ニューヨーク映画賞などで6賞を受賞
日緬共同制作の短編コメディ映画「一杯のモヒンガー」が4月10日、米国のニューヨーク映画賞で最優秀パロディ賞を受賞しましたので、報告いたします。一杯のモヒンガーは、ミャンマーの伝統料理のモヒンガーを題材にしたミャンマー語のコメディ映画です。こうした映画が国際的に評価されることは、ミャンマーの社会状況や文化を世界に理解してもらうという点で、大きな意味があることと考えます。
ニューヨーク映画賞は、世界の若手映画人が応募する月例の映画コンペティションです。今回は2019年3月期のコンペティションで最優秀パロディ賞を受賞しました。同映画はこのほか、インドのラージドール国際アートハウス映画祭で、最優秀新人監督賞、短編部門の殊勲賞をダブル受賞。米国のインディ・ショート・フェストで最優秀短編パロディ賞、米国のインディペンデント・ショート・アワーズで短編パロディ部門の銅賞、日本の長岡インディーズムービー・コンペティションで奨励賞を受賞しています。また、ミャンマーでは、2017年のワッタン映画祭にノミネート、上映されました。5月18日ヤンゴンで開催される世界コスプレサミット・ミャンマー予選でも上映が予定されています。
一杯のモヒンガーは、2017年にミャンマーで撮影した約28分間の短編コメディです。若いモヒンガー職人が父の敵討ちのため、ミャンマーのモヒンガー界を支配する悪の組織に戦いを挑むストーリーです。ミャンマー人俳優のみで構成し、新人のネイウーラインが主演しました。監督は北角裕樹(東京都出身)、共同監督がアウントゥレイン、脚本は平田悠子(東京都出身)、プロデューサーは新町智哉(兵庫県出身)が務めました。
監督の北角は「ミャンマーで作ったミャンマー語の映画が、アメリカで評価されてとてもうれしい。ミャンマーは世界から誤解されている部分もあるので、映画で少しでも理解してほしい。もっとミャンマーのことを広める仕事を続けたい」と話しています。
【一杯のモヒンガーの受賞実績(4月11日正午時点)】
長岡インディーズムービーコンペティション(新潟県、2018) 奨励賞
Nagaoka Indies Movie Competition (Japan, 2018) Honorable Mention
インディー・ショート・フェスト(米国、2019年4月期) 最優秀短編パロディ賞
Indie Short Fest (USA, April 2019) Best Parody Short
ラージドール国際アートハウス映画祭(インド、2019年3月期) 最優秀新人監督賞、短編映画部門殊勲賞
L’Age d’Or International Arthouse Film Festival (India, March 2019) Best Debut Filmmaker, Outstanding Achievement Award of Short Film
インディペンデントショートアワーズ(米国、2019年4月期)短編パロディ部門銅賞
Independent Short Awards(USA, April 2019)Bronze Award of Best Parody Short
ニューヨーク映画賞(米国、2019年3月期) 最優秀パロディ賞
New York Film Awards (USA, March 2019) Best Parody
【関連リンク】
【関連画像】
(解像度が高い画像が必要な場合はご連絡ください)
【本件問い合わせ】
北角裕樹(ヤンゴン編集プロダクション)
kitazumi1@gmail.com
+95-9-450-236-700